国際標準大気

国際標準大気(こくさいひょうじゅんたいき、International Standard Atmosphere, ISA)とは、 地球 大気圧力温度密度、および 粘性高度によってどのように変化するかを表した モデル。様々な高度における値を記した表と、表に示されていない値を導出するためのいくつかの 方程式で記述される。 ISOによってISO 2533:1975. [1]として策定されている。また、独自の拡張や一部の改変を施したものが ICAO米国政府等の他の 標準化団体によって策定されている。

記述

国際標準大気のモデルにおいて大気は温度が 区分的に線形に表される幾つかの層に分けられ、他の値は基本的な物理定数や関係式から導出される。つまり標準は各高度での数値の表と、その数値を導出するための幾つかの方程式で構成される。

たとえば、標準によれば 海面上での気圧は101.3 kPaで、気温は15 ℃、 気温減率は6.5 K/kmである(すなわち1km上昇することに6.5 Kずつ気温が低下する。気温減率は正の時高度が上がるにつれ降温することに注意)。この状態は高度11 kmまで続き、そこでは気圧は22.632 kPa、気温は-56.5 ℃まで落ち込んでいる。高度12 kmを超えるあたりから気温はほぼ一定となる。

国際標準大気の各層 標準大気 1976
基準 ジオポテンシャル高度
h (in km)
基準幾何高度
z (in km)
気温減率×(−1)
(in K/km)
基準 気温
T (in ℃)
基準 気圧
p (in Pa)
0 対流圏 0.0 0.0 −6.5 +15.0 101,325
1 対流圏界面 11.000 11.019 +0.0 −56.5 22,632
2 成層圏 20.000 20.063 +1.0 −56.5 5,474.9
3 成層圏 32.000 32.162 +2.8 −44.5 868.02
4 成層圏界面 47.000 47.350 +0.0 −2.5 110.91
5 中間圏 51.000 51.413 −2.8 −2.5 66.939
6 中間圏 71.000 71.802 −2.0 −58.5 3.9564
7 中間圏界面 84.852 86.000 −86.2 0.3734
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