スレイヤーズ

スレイヤーズ
ジャンルファンタジーアドベンチャーギャグコメディ
小説
著者神坂一
イラストあらいずみるい
出版社富士見書房
掲載誌月刊ドラゴンマガジン
レーベル富士見ファンタジア文庫
刊行期間本編 1989年 - 2000年
すぺしゃる:1991年 - 2008年
すまっしゅ。:2008年 - 2011年
巻数本編全15巻
すぺしゃる全30巻
すまっしゅ。既刊5巻
テンプレート - ノート
プロジェクトライトノベル漫画
ポータル漫画ゲーム

スレイヤーズ』(Slayers) は、神坂一による日本ライトノベルイラストあらいずみるい富士見ファンタジア文庫富士見書房)より、1990年1月から刊行されている。ヒロイック・ファンタジーにも分類される。

第1回ファンタジア長編小説大賞〈準入選〉受賞作。

概要

本作は基本的に主人公・リナ=インバースの視点で描かれる一人称小説である。ただし外伝においては、一部に別のキャラクターの視点および三人称形式のエピソードもある。ファンタジア長編小説大賞の第1回では大賞作品が出ていないため、事実上の最優秀作品[注釈 1]。本作は1989年の同賞受賞後シリーズ化され、続編や外伝が「月刊ドラゴンマガジン」(富士見書房)で連載されたのちに、単行本として富士見ファンタジア文庫から刊行されている。

ライトノベルにおいて、長編系統と短編系統を並行して発表するという手法を確立した作品である。この手法は以後の富士見ファンタジア文庫の多くの作品で踏襲されており、他レーベルのライトノベル作品や漫画作品でも同様の手法のものが発表されている。

本編自体は2000年発刊の第15巻『デモン・スレイヤーズ!』で完結しているものの、その後もギャグ中心の外伝『スレイヤーズすぺしゃる』が継続して連載。 「月刊ドラゴンマガジン」創刊号から連載されていた『風の大陸』(竹河聖)の連載が2005年3月号をもって終了したことにより同誌掲載作品の中では『すぺしゃる』が最長となった。2008年から『スレイヤーズすまっしゅ。』に改題され継続されていたが、2011年春の連載で約20年に渡る「月刊ドラゴンマガジン」での連載が終了したことが明かされた(『スレイヤーズ すまっしゅ。』の終了という意味ではない)ため、2012年現在の時点では休止状態になっている。

アニメ化された1995年頃から知名度が上がり、部数も増えた。原作本編では他のメディアミックス作品に比べて殺伐とした世界観が色濃く出ており、全体としてはシリアスであるが、ギャグキャラクターとふざけた表現でユーモア別世界ファンタジーになっている[1]。なお、slay の一般的な意味は「殺害する」「絶滅させる」であるが、「(冗談などで人を)笑わせる、唸らせる」の意味もある。本編は魔族を滅すると言う意味での slayers だが、外伝の『すぺしゃる』では、読者を爆笑させるという意味で slayers であると著者は短編(旧版8巻の時点)のあとがきに記している。

「月刊ドラゴンマガジン」誌上企画の人気投票ベスト・オブ・ドラゴンマガジン(2000年集計)では最優秀作品部門にて首位を獲得した[2][注釈 2]。女性キャラ部門で主人公のリナが、脇役部門(および名悪役部門)で白蛇のナーガがそれぞれ1位に据えられている[注釈 3]。 また、学研の「アニメディア」や角川書店の「NEWTYPE」、や「アニメージュ」でも「スレイヤーズNEXT」以降、2位に2倍以上の差をつけて主人公のリナ・インバースがキャラクター人気投票で1位となっていた。

本編は先述のように終了しているが、メディアミックスにおいて、第3部に相当する作品が展開されている[注釈 4]

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